日本の裏側に位置するブラジルは、中南米最大の国。その面積は850万平方キロメートルにおよび、南米大陸のほぼ半分を占めるほど。
人口、面積ともに世界第5位の大国には、昔からヨーロッパやアフリカ、アジアからさまざまな人種の人々が移り住み、独自の食文化を育んできました。移民国家・ブラジルを訪れれば、地方ごとに特色ある料理を目にすることができることでしょう。
ブラジルというと灼熱の暑さを想像しがちですが、実際に気温が32℃以上になることはさほどありません。年間平均気温は22~26℃と温暖で、一年を通じて寒暖の差が小さいのが特徴。そのため、スーパーマーケットや市場では新鮮な果物や野菜がいつでも豊富に手に入ります。
なかでも、ブラジルっ子にとって野菜は毎日の食卓に欠かせない食材。牛肉や豚肉等の大きな肉のかたまりを串刺しにし、岩塩をふってグリルする国民食「シュラスコ」のサイドディッシュとして、フレッシュサラダをほおばるのです。
サニーレタス・トマト・キュウリ・玉ネギ等の定番野菜を適当な大きさに切り、サラダオイル・酢・塩で味つけして食べる「グリーンサラダ」が一般的ですが、アレンジ編として塩の代わりにしょうゆを使ったり、コクを出すために旨味調味料を足したりと、日本の調味料を使うこともしばしば。さすが、日系移民の多い国ならではですね。
変わったところでは、“パウミット”と呼ばれるヤシの新芽をスライスし、フレッシュ野菜に混ぜ、サラダオイル・酢・塩で味つけして食べる「パウミットサラダ」も定番中の定番。ちなみにこのパウミット、見た目は極太のホワイトアスパラガス、食感は柔らかい筍といったところでしょうか。また、酢漬けビーツを角切りにし、お好みの野菜のトッピングとして用いる「ビーツサラダ」も人気です。さらに、千切りキャベツ・ニンジン・レーズン・コーン・ボイルして細かく裂いた鶏肉をマヨネーズで和える具だくさんの「ブラジル版コールスロー」もたびたび食べられます。
オリジナリティあふれるサラダレシピの数々は、この国の多種多様な食文化を象徴しているようです。
取材協力:ブラジル料理 トゥッカーノ
| 「サラダクラブ ミックスサラダ」 | 1パック |
| 鶏ささみ | 1本 |
| 酒 | 少々 |
| 塩 | 少々 |
| こしょう | 少々 |
| レーズン | 20g |
| コーン | 30g |
| マヨネーズ | 大さじ1 1/2 |
| 生クリーム | 大さじ1 |