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3月 ロシア

先人たちの知恵が詰まった伝統サラダ

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旬野菜はピクルスにして使い回す

ロシアは世界一大きな国。
その証拠に、ノルウェー、フィンランド、カザフスタン、中国、モンゴル、北朝鮮……多くの国々と国境を接しています。また、寒暖の差が激しく、夏と冬の気温差は30~75度にも及びます。日本で暮らしている我々にとっては想像もつかないような環境ですね。
食べ物に関してはボルシチやピロシキが有名ですが、野菜料理もたくさんあります。ただし、野菜は生のまま食べることは少なく、火を通して食べるか、あるいは長い冬に向けて、旬野菜を酢漬けや塩漬けにして、一年中料理に使い回すのが特徴です。

けれども、夏に限っては例外。
限られた夏を“ダーチャ”と呼ばれる菜園付き別荘で過ごすことの多いロシア人たちは、そこで収穫したトマト、キュウリ、ディル、イタリアンパセリ等をりんご酢、ヒマワリ油、塩・こしょうで調味。
その名も「夏のサラダ」と呼ばれる新鮮サラダを存分に堪能します。

昔ながらのサラダがたくさん

一方、寒くなるにつれて登場してくるのは、根菜類と前述の保存野菜を活用した、数々の冬サラダです。
その代表が「オリヴィエサラダ」。キュウリのピクルス、ボイルしたジャガイモ、ニンジン、グリンピース、肉類、ゆで卵等をミックスし、マヨネーズで味つけした一品は、ロシア版ポテトサラダと言ったところでしょうか。

ボイルしたビーツ、ジャガイモ、ニンジン、玉ネギ、ハム等をヴィネグレット(酢)、塩・こしょう等で調味した「ヴィネグレットサラダ」も有名。
これは鮮やかな赤色のサラダです。

「毛皮のコートを着たニシン」と呼ばれる、ユニークな名前のサラダも人気。ニシンのオイル漬け、ボイルしたビーツ、ジャガイモ、ニンジン、ゆで卵等をミルフィーユ状に重ね、マヨネーズで味つけした華やかな一皿です。
これらの冬サラダは、知人を招いてのホームパーティ等で頻繁に作られるようです。

近年は、輸入野菜を使ったモダンなサラダもレストランで食べられるようになってきたそうですが、こうした、昔ながらの伝統サラダの方がまだまだ一般的。その土地で採れた野菜を代々伝わる調理法でおいしくいただく。理想的な地産地消の形が、ロシアにはいまだ残っています。

取材協力:ロシア&グルジア料理 「カフェ・ロシア」

コールスローとビーツのヴィネグレットサラダ

コールスローとビーツのヴィネグレットサラダ 画像
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材料(2~3人前) 調理時間:15分

「サラダクラブ お家で作るごちそうサラダ コールスロー用(終売商品)」 1袋
キユーピー コールスロードレッシング 適量
ビーツ(中位) 1/2個
じゃがいも 1/2個
イタリアンパセリ 適量
キユーピー イタリアンドレッシング 適量

作り方

  1. ビーツ、じゃがいもは茹でて皮をむき、1cm角に切る。
  2. イタリアンパセリは粗いみじん切りにする。
  3. ①を②、キユーピー イタリアンドレッシングで和える。
  4. 「サラダクラブ お家で作るごちそうサラダ コールスロー用(終売商品)」をキユーピー コールスロードレッシングで和える。
  5. ③がしんなりしたらお皿に盛り付け、④をのせて完成!