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 工場見学受付


サステナビリティ

社長メッセージ

地球温暖化に伴い、社会や環境への意識は高まり、私たちの生活、特に食を取り巻く環境において様々な課題が顕在化しています。
サラダクラブではキユーピー グループ経営方針に則り、「社会・地球環境への貢献」を謳い、取り組みを強化しています。
そして、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を参考に「食と健康への貢献」「資源の有効活用・循環」「気候変動へ対応」の3つを含む6つを重点課題に掲げています。

「食と健康への貢献」については、野菜摂取量増加への貢献を願い、生活者のご利用シーンに合わせ、多様なパッケージサラダをラインアップ、メニュー提案を通じて用途の拡大を図っています。
「資源の有効活用・循環」では、パッケージサラダの主要原料であるキャベツの芯や外葉など未利用部を発酵させて堆肥や飼料の材料にし、契約農家に提供するなど、資源の有効活用・循環に積極的に取り組んでいます。
また、千切りキャベツ・ミックスサラダについて、鮮度保持延長に取り組み、業界ではじめて加工日に加え5日間鮮度保持できる技術を確立し、流通やご自宅での食品ロス削減に注力しています。
「気候変動への対応」においては、省エネ設備の導入やパッケージの肉薄化、工場近郊の農家と循環型の供給体制を築くことなど、CO₂の排出抑制に努めています。

今後も、 「社会・地球環境への取り組みを強化」するとともに、グループがめざす「おいしさ・やさしさ・ユニークさ」を持って世界の食と健康に貢献すべく、野菜摂取量の向上に取り組んでまいります。

サラダクラブ

代表取締役

サラダクラブ

株式会社サラダクラブ 代表取締役社長
金子俊浩

重点課題の特定

バリューチェーンにおけるリスクと機会

※時間軸は2030年、主要市場を日本と考えて作成したもの

サステナビリティに向けての重点課題の特定

サステナビリティ目標 ~2030ビジョンの達成をめざして~

サステナビリティ目標と実績

重点課題 取り組みテーマ 指標 基準 実績/年度 目標/年度 SDGsとの関連付け
2021 2022 2024 2030
食と健康への貢献 健康寿命
延伸への貢献
1人にひとりの食のパートナーとして
1日当たりの野菜摂取量の目標値350gの達成に貢献

サラダ レシピ提案数(インスタ含む) 1,000
レシピ
1,100
レシピ
1,300
レシピ
1,900
レシピ
子どもの心と体の
健康支援
・行政公共施設などでの食育イベント開催
・サラダクラブ遠州工場 一般工場見学実施
資源の有効活用・循環 食品ロスの削減・
有効活用
循環型農業の構築 4工場 5工場 7工場 7工場

野菜未利用部
有効活用率
(主要野菜:キャベツなど)
当年の野菜未利用部 75% 92% 100% 100%
プラスチックの削減・
再利用
プラスチック排出量
削減率
2018年度 11% 12% 18%以上 30%以上
水資源の持続的
利用
水使用量(原単位)
削減率
2020年度 2.9% 6.8% 7.5%以上 10%以上

気候変動への対応 CO₂排出量の削減 CO₂排出量(原単位)削減率 2013年度 9.4% 10.7% 18%以上 30%以上

持続可能な調達 持続可能な調達の
推進
資源有効利用の取り組みを実現できる産地選定の推進
環境や人権への影響に配慮した安定調達をお取引先と協働して進める

人権の尊重 人権の尊重 多様な人材の活躍を促進
ディーセントワークの推進

産業と
技術革新の基盤
技術革新の向上 技術革新で生産性と品位向上 商品付加価値化

※野菜未利用部を堆肥の原料として契約産地で再利用することを「循環型農業」と呼んでいます。現時点では、自社の中で完結する「循環型農業」の構築を全自社工場で目指していますが、野菜未利用部をより有効に活用できる方法があれば、「循環型農業」以外での利用を行っていきます。

サステナビリティ活動

食と健康への貢献

メニュー提案を通じたお客様の野菜摂取量増加の取り組み

厚生労働省の「健康日本21」では、1日の野菜摂取量を350g以上と定めています。それに対し、野菜平均摂取量は280.5gと、どの年代においても足りていません。
サラダクラブは野菜を無理なく楽しく食べていただくことで、体だけでなく心も健康になっていただきたいという想いがあります。そして、野菜を起点とした商品を通じて健康・笑顔のお手伝いをめざしています。
普段の食事や、時間のない時、ハレの日など様々なライフスタイルに合わせて選べるアレンジメニューをサラダだけにとどまらず、鍋物やおかずなど様々な調理方法で提案することで、お客様の健康と豊かな食卓をお手伝いします。

資源の有効活用・循環

フードロスへの対応

  • 株式会社サラダクラブでは、パッケージサラダを製造する際に直営7工場で発生する野菜の外葉や芯などの未利用部を堆肥や飼料として契約農家などで活用いただいています。
    また、野菜未利用部で作った堆肥を契約産地で活用していただき、そこで育てられた野菜を納入してもらう循環型の取り組みも進めています。契約産地にとっても安価な国産堆肥が手に入るというメリットがあると考えております。

    その他に、千切りキャベツ・ミックスサラダについて、業界で初めて加工日に加え5日間鮮度保持できる技術を確立し、流通やご自宅での食品ロス削減に貢献しています。

持続可能な調達

生産者・調達先との取り組み

サラダクラブでは、産地と契約することで市場価格に左右されない取引を行い、生産者の経営の安定に貢献しています。
安全・安心な国産野菜の調達を基本とし、季節ごとに野菜の生育に適した産地と契約する産地リレーを行うことで、年間を通して安定した原料調達を行っています。同時期に複数の地域から調達することで、台風などの調達リスクを分散しています。
収量が増える時期にはパッケージサラダの増量品を企画・実施し、産地の持続的な生産体制の維持や産地での廃棄削減の支援に努めています。
また、独自の原料評価基準を設け、出荷団体ごとに納品された原料の野菜の大きさ、葉の巻き具合などを評価し、産地の方にフィードバックを行うことで、パッケージサラダの製造により適した原料を納入いただき、工場での廃棄物削減や作業効率向上、異物混入リスク低減に繋げています。

気候変動への対応

省エネルギー・省資源

サラダクラブでは、電気などのエネルギー、水・プラスチック類の省資源化に取り組んでいます。

電気使用量削減については、省エネタイプへ設備更新や定期メンテナンスの徹底、空調機等の設備に遮熱ネットの設置を行い、全工場で通年での削減に成功しました。
水使用量削減については、時間単位給水から必要時給水への変更や過剰給水の抑制で使用量削減を進めています。
プラスチック削減については、トレー軽量化、フィルムの薄肉化などで実現しています。

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